シリアのバシャール・アル・アサド大統領は8月25日、同国とトルコの関係改善には、双方の主権尊重と、双方間の緊張の根源に取り組む真摯な取り組みが必要だと述べた。 [広告_1]
シリアとトルコは二国間関係の修復に取り組んでいる。 (出典: Shutterstock) |
新華社通信によると、アサド大統領はシリア議会で演説し、過去5年間にロシア、イラン、イラクが仲介した高官級会合にもかかわらず、明確な枠組みと指針が欠如しているためほとんど進展が見られなかったと強調した。
「関係正常化のためには、トルコ軍のシリア領からの撤退やテロ組織への支援停止など、現在の状況につながった政策をトルコ政府が撤回する必要がある」と彼は述べた。
さらに、これらは単なる条件ではなく、外交的解決を成功させるための基本的な要件であると指摘した。
彼は、将来の交渉の原則を定め、すべての措置が国際法と両国の主権に則ったものとなるよう、シリアとトルコの間で正式な合意を結ぶよう求めた。
トルコはアサド大統領の打倒を目指す反政府勢力を支援したシリア内戦勃発後、2011年にダマスカスとの国交を断絶した。それどころか、指導者は反乱軍をテロリストとみなしている。
トルコ政府はまた、国家の安全保障を脅かすとしてクルド人過激派に対する国境を越えた軍事作戦を何度も実行し、トルコ軍が駐留するシリア北部に「安全地帯」を設置した。
シリアのバッシャール・アル・アサド大統領の政府は、トルコの軍事作戦は国の安全保障と領土主権を侵害していると主張している。
7月初め、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はシリアとの関係を修復する意欲を表明し、関係を以前のレベルに戻したいというトルコ政府の希望を強調した。
トルコの新聞はこれに先立ち、エルドアン大統領とアサド大統領が8月に会談する可能性があると報じたが、トルコの外交官はこれを否定した。
ロシアは関係修復を目指し、両首脳の会談の実現に努めてきた。さらにイラクも7月に、両首脳の関係を緊密化させることを目指す可能性があることを確認した。
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出典: https://baoquocte.vn/tong-thong-syria-neu-dieu-kien-han-gan-quan-he-voi-tho-nhi-ky-283900.html
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