(ダン・トリ) - クレムリンは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、3年間の紛争の末、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と交渉する用意があると発表した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(写真:ゲッティ)。
「プーチン大統領は、必要ならゼレンスキー大統領と交渉すると繰り返し述べている」とクレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は本日2月18日、記者団に語った。
ペスコフ氏は、ロシアはウクライナ紛争を平和的に解決するために常に交渉する用意があると強調した。一方、ウクライナ、欧州連合(EU)、そしてジョー・バイデン前米大統領の政権は、まだ準備ができていない。
「我々にとって最も重要なことは目標を達成することだ。そしてもちろん、我々はそれを達成するための平和的な手段を望んでいる」とペスコフ氏は付け加えた。
クレムリン報道官によると、ロシアのプーチン大統領とドナルド・トランプ米大統領がいつ直接会談できるかはまだ不明だ。
ペスコフ氏は「おそらく、今日の会談の結果に基づいて何らかの推定がなされるだろう」と語った。
ペスコフ氏はまた、ウクライナは主権国家としてEUに加盟する権利があると断言した。
クレムリン報道官の発言は、ロシアと米国の外交官トップがサウジアラビアのリヤドで会談し、外交関係の修復、ロシアのプーチン大統領と米国のドナルド・トランプ大統領の首脳会談の準備、そしてウクライナ紛争の解決への道筋を探る中でなされた。
ロシア代表団はセルゲイ・ラブロフ外相が率いた。さらに、ロシア代表団にはプーチン大統領の外交政策担当最高顧問ユーリ・ウシャコフ氏とロシア直接投資基金(RDIF)のCEOキリル・ドミトリエフ氏も含まれていた。
米国代表団には、マルコ・ルビオ国務長官、トランプ大統領の国家安全保障担当大統領補佐官マイク・ウォルツ、中東担当特使スティーブ・ウィトコフなどが含まれている。
会談にはウクライナもEUも代表を派遣しなかった。ゼレンスキー大統領は、キエフの直接参加がなければいかなる合意も承認しないと宣言した。
ゼレンスキー大統領は2022年にプーチン大統領との交渉を禁止する大統領令を発令した。モスクワは、交渉プロセスを開始する前にキエフにこの法令を撤回するよう繰り返し求めてきた。
しかし、今月初め、ウクライナの指導者は考えを変えたようだ。ゼレンスキー氏は英国人ジャーナリストのピアーズ・モーガン氏に対し、もしそれが「ウクライナ国民に平和をもたらす唯一の方法」であるならばプーチン氏と会うつもりだと語った。
ゼレンスキー氏は2月14日、ミュンヘン安全保障会議で演説し、交渉のためにロシアの当局者1人とのみ会談すると引き続き宣言した。それはプーチン大統領だ。ゼレンスキー氏は他のロシア代表を巻き込んだいかなる形の交渉も否定した。
トランプ大統領はプーチン大統領との電話会談直後の2月12日、ソーシャルネットワーク「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、ゼレンスキー大統領は「和平」を望んでいると書いた。
プーチン大統領は昨年6月、キエフの中立の約束やロシアが併合した領土の承認など、ウクライナとの紛争を終わらせるためのいくつかの条件を示した。それにもかかわらず、ウクライナはNATO加盟の野望を放棄するつもりはないようだ。
[広告2]
出典: https://dantri.com.vn/the-gioi/tong-thong-putin-san-sang-dam-phan-voi-tong-thong-zelensky-20250218181312689.htm
コメント (0)