ジョー・バイデン大統領は3月7日(ベトナム時間3月8日午前)、米国議会で一般教書演説を行った。ロイター通信によると、演説の冒頭、トランプ大統領は、防衛費を十分に支出していないNATO同盟国をロシアが攻撃するよう促す発言をしたとして前任者のドナルド・トランプ氏を批判した。
ジョー・バイデン大統領は3月7日、米国議会で一般教書演説を行った。
「私の前任者である元共和党大統領は、(ロシアのウラジーミル・)プーチン大統領に『何でも好きなようにやってください』と言った。これは言語道断で、危険であり、受け入れられない行為だ」とバイデン氏は述べた。
ホワイトハウスのオーナーはプーチン大統領に「我々は立ち去らない。頭を下げない」というメッセージを送った。
NATOがウクライナに軍隊を派遣する可能性について米国は何と言っていますか?
トランプ氏は以前、NATO加盟国が同盟の基準であるGDPの2%の水準で十分な軍事費を支出していないと批判していた。同氏は、「大国の大統領」から、もし米国がロシアに攻撃されたら、たとえ「金を払わない」としても米国は国を防衛するのかと尋ねられたと述べた。 「いいえ、私はあなたたちを守るつもりはありません。それどころか、彼らがやりたいことを何でもやらせるつもりです。あなたたちは代償を払わなければなりません」とトランプ氏は大統領に言ったという。
バイデン大統領は演説で、国内外で自由と民主主義が攻撃されているとして、議会にウクライナへの援助を可決するよう求めた。
さらにバイデン氏は、ウクライナは紛争に参加するために米国に部隊を派遣するよう要請していないと述べた。 「現実には、ウクライナ戦争に米軍は参加していない。そして私は、この状況を維持する決意だ」と大統領は述べた。
一方、バイデン大統領は、トランプ氏支持者が前大統領の選挙敗北を覆そうとした2021年1月6日の米国議会議事堂での暴動について、トランプ氏と共和党議員らが歴史を書き換えようとしていると非難した。
「私の前任者とここにいる皆さんの中には、1月6日の真実を隠そうとした人がいました。私はそうしません。勝利した時だけ国を愛することはできないのです」と指導者は宣言した。
さらにバイデン氏は、移民、中絶、国家債務といった他の問題でも前任者を攻撃する発言をした。
スーパーチューズデーの勝利でバイデン氏とトランプ氏の再戦への道が開かれる
トランプ氏はソーシャルネットワーク「トゥルース・ソーシャル」への反論声明で、「彼は話している間、とても怒っているように見えた。負けを認めている人の証だ。怒りや怒鳴り声は、この国を再び一つにするのに何の役にも立たない」と書いた。
CNNによると、共和党のデリック・ヴァン・オルデン下院議員はバイデン大統領がトランプ氏を批判した際に「嘘だ」と叫び、他の多くの共和党下院議員は早々に議場を退席した。
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