共同通信によると、この合意は、岸田首相が本日、マレーシアのクアラルンプール近郊でアンワル首相と会談した後に発表された。
岸田首相はアンワル首相との共同プレスリリースで、公式安全保障支援として知られる資金援助プログラムについて「OSAの実施に向けた調整を加速することで合意した」と述べた。
日本は、バングラデシュ、フィジー、マレーシア、フィリピンを含むアジア太平洋地域の4カ国をOSA受領国に指定し、2024年3月までの会計年度で20億円(1300万ドル)を割り当てている。
マレーシアのアンワル・イブラヒム首相(右)と日本の岸田文雄首相が11月5日、マレーシアのプトラジャヤで会談した。
さらに、共同通信が日本政府の声明を引用して伝えたところによると、岸田首相は東シナ海と南シナ海における力による現状変更の一方的な試みに「深い懸念」を表明し、両首脳は問題解決に向け緊密に協力する決意を確認した。
ロイター通信によると、これに先立ち、岸田首相は11月4日にフィリピンの首都マニラで行われたフィリピン議会で演説し、日本、フィリピン、米国が東海における航行の自由を守るために協力していると発表し、マニラの安全保障能力の強化を支援することを約束した。
岸田外務大臣はフィリピン訪問を終え、11月4日にマレーシアを訪問した。岸田首相の訪問は、両国の友好協力50周年を記念して来月東京で開催される予定のASEAN首脳も参加する特別首脳会議に向けた準備を整えるのが目的だ。
日本政府によると、岸田首相はアンワル首相に対し、今度の首脳会談で「協力の新たなビジョン」に到達することを期待すると伝え、同首相はASEANと日本の関係の将来について楽観的な見方を示した。
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