韓国国防省は6月16日、米原子力潜水艦ミシガンが6年ぶりに韓国ソウルの南東320キロにある釜山の主要海軍基地に入港したと発表した。
米国の原子力潜水艦「ミシガン」は6月16日、韓国・釜山の主要海軍基地に入港した。 (出典:聯合ニュース) |
1万8000トンのミサイル潜水艦「ミシガン」は、北朝鮮がミサイル2発を発射する前日の6月16日に韓国に到着した。これは、同日早くに終了した米国と韓国の大規模な実弾演習への報復とみられている。
尹錫悦大統領とジョー・バイデン米大統領が4月にワシントンで行った首脳会談で発表したワシントン宣言を通じて、米国が朝鮮半島における戦略的資産の「恒久的存在」をますます強化することを約束する中、米海軍の重要な資産であるミサイル駆逐艦ミシガンが韓国の釜山に到着した。
韓国艦隊司令官のキム・ミョンス海軍中将によると、SSGNの韓国訪問はワシントン宣言の合意を実行し、「力による平和」を実現する米韓同盟の能力と立場を示すことが目的だという。
訪問中、両海軍は地域の安全保障上の脅威への対応における連携を強化し、能力を強化するために特別な戦闘演習を実施する予定である。
同日、韓国軍は、5月下旬に打ち上げられ黄海に落下した北朝鮮の衛星ロケットの一部を回収したと発表した。
視界不良、強い潮流、その他の障害により作業は1週間後に正式に終了した。
韓国合同参謀本部は6月15日、当初ミサイルの第2段エンジンと疑われていた残骸を回収したことを確認した。残骸の調査により、韓国政府が北朝鮮の長距離ミサイル開発計画についてさらに情報を得ることができると期待している。
北朝鮮は5月下旬、軍事偵察衛星「万里鏡1号」を搭載したミサイル「千里馬1号」の発射実験を行ったと発表した。しかし、第2段エンジンの異常始動によりロケットは海に落下した。
韓国軍は16日にも、鄂青島の西方約200キロの海上でミサイルの一部を発見したが、その重量のため破片は水深75メートルの海底に落下した。
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