ロンドン金属取引所(LME)の3カ月物銅価格は0.5%上昇し、1トン当たり9,146ドルとなった。
電力や建設に使用され、世界経済成長の指標とみなされることの多いこの金属は、月曜日に4週間ぶりの安値を付けたが、ドナルド・トランプ米大統領がメキシコとカナダに対する高関税の発動を1か月間停止したことから回復した。
しかし、中国からの輸入品に対する10%の追加関税が発効し、タングステンおよびその他4つの主要金属に対する輸出規制強化を含む中国からの一連の報復措置に直面している。
この額は中国製品に60%の関税を課すというトランプ大統領の選挙公約には及ばないことでいくらか安堵感があるが、市場のボラティリティは続くと予想される。
「関税をめぐる不確実性と世界貿易戦争の潜在的リスクは、(金属にとって)短期的な見通しを困難にしている。しかし、供給途絶への懸念と中国が国内需要を押し上げるために取る可能性のある措置に関する憶測により、ニューヨークの銅価格がロンドン価格を上回って上昇していることが、現在の価格を支えている」とサクソ銀行の商品戦略責任者、オーレ・ハンセン氏は述べた。
最も取引が活発な米国コメックス銅先物は0.6%上昇して1ポンド当たり4.331ドルとなり、ロンドン金属取引所のベンチマークに対して1トン当たり402ドルのプレミアムとなった。
LMEアルミニウム価格は1トン当たり2,622ドルで横ばい、亜鉛は0.8%上昇の2,820ドル、錫は0.8%上昇の30,135ドル、鉛は0.6%上昇の1,957ドル、ニッケルは0.7%下落の15,100ドルとなった。
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出典: https://kinhtedothi.vn/gia-kim-loai-dong-ngay-5-2-tang-gia-sau-khi-my-hoan-ap-thue.html
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