スロベニア政府は金曜日、隣国イタリアが国内の治安強化のためスロベニアとの国境検問所で規制を実施したのを受けて、10月30日まで暫定的に国境規制を実施することを決定した。
スロベニア警察はクロアチアおよびハンガリーとの国境検査を強化した。写真:ロイター
スロベニアのSTA通信社は、クロアチアとハンガリーとの国境検問所14か所に警察が配置されたと報じた。残りの18か所の検問所には警察が常駐しない。
スロベニア政府は国境管理導入の決定の理由として、武力紛争地域からヨーロッパに向かって移動する「さまざまなテロリストや過激派運動やグループのメンバー」による安全保障上の脅威の可能性を挙げた。彼らはまた、西バルカン諸国における組織犯罪の増加も指摘している。
クロアチアとの国境にあるオブレジエ検問所では、今年1月1日にクロアチアがシェンゲン協定国に加盟して以来、検問が一時停止されており、観光客らが書類チェックを受けるために列を作っている。
クロアチアの首都ザグレブから旅行中だったカティツァ・フジャコさんは、検査に時間がかかるかもしれないと懸念したため、早めに出発しなければならなかったと語った。 「今、状況は少し混乱していて、誰もが心配しています」と彼女は語った。
チュンキエン(ロイター通信による)
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