三菱ケミカルグループは2月7日、不振に陥った中核の化学事業の立て直しを目指し、医薬品子会社の田辺三菱製薬を米投資ファンドのベインキャピタルに約5,100億円(33億6,000万米ドル)で売却すると発表した。
三菱ケミカルグループ(日本)は、医薬品子会社の田辺三菱製薬を米国の投資ファンド、ベインキャピタルに約33億6000万ドルで売却すると発表した。 (出典:日経アジア) |
三菱ケミカルは2025年7~9月までに取引を完了し、譲渡益約950億円を見込んでいる。そこで同社は、新薬候補の拡大にコストがかかる医薬品事業を分社化し、その後化学品事業の復活に注力することになる。
田辺三菱製薬は免疫・神経系の医薬品を取り扱っています。三菱ケミカルは2020年に約5000億円を投じ、田辺三菱への出資比率を約56%から完全子会社化した。
医薬事業は三菱ケミカルの2024年3月期のコア営業利益の3割を占めるが、研究開発の強化には多額の投資が必要だ。
同社は収益の減少や資金調達の課題に直面している主力の化学品事業の立て直しに取り組んできた。
三菱ケミカルは、田辺製薬の買収に向けて外資系ファンドなどに打診し、5000億円以上の調達を目指している。三菱ケミカルは2024年11月に発表した長期ビジョンのプレゼンテーションで、医薬品事業に最適なパートナーを見つけることの重要性を強調した。
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出典: https://baoquocte.vn/quy-dau-tu-my-mua-lai-cong-ty-duoc-pham-cua-nhat-voi-gia-336-ty-usd-303633.html
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