事情に詳しい4人の情報筋によると、フィリピンは、領有権紛争中の南シナ海で座礁している第二次世界大戦時代の海軍艦艇「BRPシエラマドレ」を大幅に増強し、少なくとも今後10年間は前哨基地を維持できる規模にしたという。 [広告_1]
座礁したフィリピンの船シエラ・マドレ号。 (出典:AP通信) |
4人の情報筋のうち2人は、フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の政権は2022年の就任以来、南沙諸島のセカンド・トーマス礁にあるこの軍事拠点の維持に向けた取り組みを強化していると付け加えた。
BRPシエラ・マドレ号は、1999年に北京の同海域における領有権主張に抗議するため、初めてセカンド・トーマス礁に停泊した。 2021年現在、錆びて老朽化したこの船の寿命はあと3~5年しか残っていないと言われている。マルコス政権は、これまでの試みにもかかわらず、急いで船の増強に着手した。
関係者によれば、この補強措置は今後何年も船をここに留めておくのに十分だという。
BRPシエラマドレに駐留する部隊への定期的な補給任務は中国との緊張の原因となっている。北京は沿岸警備隊と海上民兵として知られる漁船団を使って、フィリピンの船舶による駐留部隊への補給を阻止しているのだ。
中国は自国の行動は合法だと主張し、フィリピンが建造資材を提供したり、座礁船を修理したり補強したりするいかなる動きにも反対している。
一方、フィリピン軍報道官のフランセル・マーガレス・パディラ中佐は、同国軍は「BRPシエラマドレに駐留するフィリピン海兵隊員と水兵に良好な生活環境を保証することに尽力している」と述べた。
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出典: https://baoquocte.vn/philippines-no-luc-cung-co-tien-don-o-bien-dong-281258.html
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