『南への手紙』は、1961年から1975年にかけて、楽端同志が南部戦場の指導者に送った手紙と電報を集めたものです。その内容は、生々しい革命の現実と党中央委員会の優れた指導を反映しています。
本書は、状況の評価から闘争の方向の提案までの具体的な指示を通じて、特に「二本の足」、「三本の爪」、「三つの地域」のモットーに従って政治闘争と武装闘争を組み合わせたベトナム革命戦争の道を明確に示している。この本は貴重な歴史的文書であるだけでなく、若い世代の愛国心と革命的意志を育むことにも貢献しています。

一方、 『ホワイトハウス最終文書: ベトナム共和国の崩壊』は、サイゴン政府の最後の日々をアメリカの視点から描いています。
この本は主に2つの部分から構成されており、第1部は2015年に機密解除された米国の極秘文書で、ジェラルド・フォード米大統領が議長を務めた国家安全保障会議の議事録や当時のベトナム情勢に関する報告書や文書などが含まれている。後半には、1975年4月のサイゴン撤退の混乱を記録したアメリカ将軍の回想録が収録されており、アメリカ軍とベトナム共和国政府の悲惨な敗北を明らかにしている。
1975年4月30日正午のこの国の神聖な歴史的瞬間から半世紀が経ちましたが、当時その周辺で起こった出来事や事件は、ベトナム国民、世界中の人々、そして米国政界の人々の心に今も深く刻まれています。
真実国家政治出版社は、ベトナム科学技術協会連合傘下の東洋発展研究所と協力し、ゴ・バック氏が翻訳した『ホワイトハウスの最後の議事録:ベトナム共和国崩壊の議事録』の出版を企画した。初めて公開される情報も多数あります。
どちらの本も歴史的価値が高く、読者が1975年の春の大勝利の背景、展開、意義をより深く理解するのに役立ちます。これらの文書は、国家の英雄的な過去を再現するだけでなく、独立を獲得し国家を統一するために先代の多くの人々が払った英雄的な犠牲を思い出させるものでもあります。
出典: https://www.sggp.org.vn/nhieu-tu-lieu-quy-ve-dai-thang-mua-xuan-nam-1975-post788204.html
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