韓国の犬のブリーダーたちは、2027年から犬肉を禁止する計画に抗議するため、ソウルの政府庁舎近くに犬200万匹を放つと脅迫している。
「犬肉を食べることは、麻薬密売や売春のような犯罪とはみなされない。他人に害を及ぼす犬肉を食べた人は誰もいない」と、韓国犬繁殖協会のチュ・ヨンボン会長は11月21日のインタビューで述べた。
チュ氏によれば、韓国の犬のブリーダーたちは、この国での犬肉禁止法案に非常に怒っているという。 「大統領府、農林水産相公邸、法案を提出した議員の事務所の近くに飼い犬200万匹を放つことができる」とチュ氏は述べた。
犬飼育者協会は以前、政府に犬を「家畜」として分類するよう要請したが、失敗した。
11月21日、韓国・華城市の農場でブリーダーが犬に餌を与えている。写真:ロイター
犬肉を食べることは朝鮮半島で古くから続く習慣だが、動物の権利や国のイメージに対する懸念の高まりから、政府に犬肉の禁止を求める韓国人が増えている。
韓国の金健熙大統領夫人も、あらゆる形態の犬肉消費の禁止を公に支持している。彼女と夫のユン・ソクヨル大統領は野良犬を何匹か引き取った。
韓国政府のデータによれば、現在、国内には犬農場が約1,150軒、屠殺場が34軒、配送施設が219軒、犬肉を使った食品を販売するレストランが約1,600軒あるという。
昨年韓国で行われた調査の結果、回答者の64%が犬肉の消費に反対していることが明らかになった。回答者のわずか8%が昨年犬肉を食べたと答え、2015年の27%から減少した。
韓国・華城市の犬農場で、檻の中にいる母犬と子犬たち。11月21日撮影。写真:ロイター
ドゥック・チュン(サウス・モーニング・ポスト紙によると)
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