北大西洋条約機構(NATO)のミルチャ・ゲオアナ事務次長は1月13日、ロシアとウクライナの軍事紛争は2025年まで続く可能性があると述べた。ゲオアナ氏はまた、NATO加盟国はウクライナの防衛能力確保のため引き続き支援すると明言した。
北大西洋条約機構(NATO)のミルチャ・ジョアナ事務次長(右)とドイツ外務大臣。 (出典: X) |
ルーマニアのテレビ局Digi 24とのインタビューで、ジョアナ氏は次のように語った。「我々は長期戦に備えるべきだ。」紛争の終結は2024年には訪れず、2025年まで続く可能性もある。
NATOの事務次長は「いかなる方法であれ決定的な勝利を収められる軍事力はどこにも見当たらない。小規模な攻撃や反撃を伴い、紛争が長期化すると予想している」と強調した。
NATO当局者によれば、米国議会は今後もウクライナに資金援助を続けるという。同氏は、キエフの同盟国はウクライナへの財政支援を継続することに何の問題もないと指摘した。
2023年7月にリトアニアのビリニュスで開催されたNATO首脳会議において、同盟加盟国はウクライナに対する長期支援プログラムを承認し、具体的にはウクライナ軍の近代化とNATO基準への完全な移行のために年間5億ドルを提供することになった。さらに、加盟国はウクライナのNATO加盟手続きを簡素化することにも合意した。
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