ロシアはモルドバの制裁決定に応じると発表した。 (出典:Aebrus) |
ザハロワ氏はこの決定を「ロシアとモルドバの関係を脅かす敵対的な措置」と呼んだ。
これに先立ち、11月15日にはモルドバのニク・ポペスク外務・欧州統合相が、同国がロシアに対する4つの制裁措置に加わったと発表した。
同氏はまた、モルドバ当局が他の反ロシア措置を支持する可能性とそれが同国の経済に及ぼす潜在的な影響を検討していると指摘した。
* 欧州統計局(ユーロスタット)の最新データによると、季節調整値では、欧州連合(EU)の輸入に占めるロシアのシェアは2022年2月の9.5%から2023年9月の2%に低下した。
同時期にこのブロックからモスクワへの輸出の割合も3.8%から1.4%に減少した。
ユーロスタットによると、ロシアとの貿易赤字はエネルギー製品の価格高騰により2022年3月に過去最大となり186億ユーロに達したが、それ以降貿易赤字は大幅に減少したという。
制裁対象国からの27カ国による総輸入量の約3分の2は天然ガス、石油、ニッケル、鉄鋼、肥料などである。
これらの製品の輸入におけるロシアのシェアが「大幅に減少」した一方で、EUは米国、ノルウェー、アルジェリア、サウジアラビアからの天然ガスと石油の購入を増加させた。
EUは2022年初頭からロシアに対して11回にわたる制裁を課している。これらの制裁は、主要な技術や市場へのアクセスを奪うことでモスクワの経済を弱体化させることを目的としている。
これに対応して、ロシアは貿易の多くをアジア、特にインドと中国に向け直した。
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