イランの国連常駐代表アミール・サイード・イラヴァニ氏は、同国はイスラエルのベイルート攻撃に関して国連安全保障理事会(UNSC)に緊急会合を招集するよう要請したと述べた。ロシアはイスラエルの行動を非難し、一方米国は中東へのさらなる部隊派遣を検討している。 [広告_1]
イランの常駐代表アミール・サイード・イラヴァニ氏が安全保障理事会の会合で中東情勢について発言した。 (出典:国連) |
イラヴァニ氏は国連事務総長と国連安全保障理事会議長に宛てた書簡で、「イラン・イスラム共和国は、この卑劣な侵略行為を最も強い言葉で非難する。地域と国際の平和と安全に重大な影響を及ぼしていることから、イランは安全保障理事会に対し、イスラエルの行為を可能な限り強い言葉で明確に非難するよう求める。さらにイランは、イスラエルのテロ侵略と、レバノンおよび地域全体でイスラエルの好戦政権が犯している継続的な残虐行為に対処するため、安全保障理事会に緊急会議を招集するよう求める」と述べた。
「イランは安全保障理事会に対し、イスラエルの進行中の侵略を阻止し、この地域が全面戦争に巻き込まれるのを防ぐため、即時かつ断固たる行動を取るよう求める。イランは、自国の極めて重要な国家利益と安全保障上の利益を守るためにあらゆる手段を講じるという国際法上の固有の権利を行使することを躊躇しない」とイラン外交官は強調した。
ロイター通信によると、ロシア外務省は9月28日、イスラエルがレバノンの首都ベイルートでヒズボラ指導者サイード・ハッサン・ナスララ氏を殺害したことを「新たな政治的暗殺」と呼び、強く非難した。
ロシア外務省は声明で「今回の行動はレバノンと中東全体にとってさらに深刻な結果をもたらす可能性がある」と述べた。イスラエルはこの危険性を認識しないわけにはいかなかったが、レバノン国民を殺害するという措置を取った。これはほぼ確実に新たな暴力の発生を引き起こすだろう。したがって、その後のエスカレーションに対しては、全責任を負わなければならない」
ロシア外務省は声明の中で、イスラエルに対しレバノンでの敵対行為を直ちに停止するよう求めた。
一方、米国側では、イスラエルがヒズボラ指導者ハッサン・ナスララを暗殺したことを受けて、同国の指導者らが中東での軍事力増強を検討しているとNBCテレビが報じた。
NBCは、米軍が国防総省のロイド・オースティン長官に対し、この地域の兵力と兵器の増強に向けたさまざまな選択肢を提示したと米当局者が語ったと報じた。米国防長官はこの問題についてジョー・バイデン大統領に連絡を取った。今のところ、最終決定は下されていない。
国防総省は、この地域における米軍の防空力強化を検討している。現在、中東には約4万人の米軍が配備されている。
これに先立ち、ヒズボラは首都ベイルートの南郊でのイスラエルの空爆で最高指導者ハッサン・ナスララが死亡したことを確認した。
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出典: https://baoquocte.vn/iran-lai-go-cua-hoi-dong-bao-an-phan-ung-trai-chieu-cua-nga-va-my-truoc-tinh-hinh-khan-cap-o-lebanon-288128.html
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