スペインのNGOが所有するオープン・アームズ救助船は、ガザから約338キロ(215マイル)離れた沿岸の町ラルナカの港に停泊した。
この船は、主にUAEの資金援助を受けている慈善団体ワールド・セントラル・キッチン(WCK)から調達した200トンの食糧を積んだはしけを曳航し、ガザに届ける予定だ。
ガザ住民への支援物資が3月9日、キュロス島のラルナカ港ではしけ船に積み込まれた。写真:ロイター
数カ月間ロビー活動を続けてきたサイラス・ニコス・クリストドゥリデス大統領は記者団に対し、「今後24時間以内に船はラルナカを出発する。安全上の理由から正確な時間は明らかにできない」と語った。
欧州委員会は、キュロスとガザ間の海上援助回廊が早ければ今週末にも運用を開始する可能性があると述べている。これは、WCK が運営し、UAE が資金提供しているパイロット プロジェクトです。
WCKの広報担当者は、同船は「状況が好転し次第、できるだけ早く」出発すると述べた。ラルナカからガザまでの航海は海路で15時間かかると推定されているが、はしけ船の曳航により航海時間がさらに長くなる可能性がある。
キュロスからの海上回廊は、5か月に及ぶイスラエルとハマスの紛争により飢餓の危機に瀕しているガザ地区の人々への援助物資の増加に役立つだろう。
「WCKとそのパートナーは、複数の船が必要であることに同意しており、援助の継続的な流れに向けて取り組んでいる」とWCKとオープン・アームズは声明で述べ、最初の輸送に続いてさらに500トンの援助物資の輸送も準備されていると付け加えた。
ガザの港は、ハマスが同地区を制圧した2007年以来、イスラエルによる海上封鎖下にある。それ以来、海路で直接来る人はほとんどいません。ラルナカ港は2008年に親パレスチナ活動家らがガザ地区へ小型船を運ぶために使われた。
ゴック・アン(ロイター通信による)
[広告2]
ソース
コメント (0)