韓国の医療危機は、政府が2025年度の大学医学部の入学定員削減を認めるという大幅な譲歩をしたにもかかわらず、未解決のままとなっている。
韓国の韓悳洙首相は、来年度医学専攻の入学定員を最大50%削減するという江原道、慶北道、慶尚道、忠清南道、忠清北道、済州道の6つの国立大学の総長の提案を政府が受け入れると発表した。この提案は、今や教育分野にまで及んでいる長期にわたる医療の行き詰まりに大学が対処しようとする試みとみられている。さらに、医科大学も同様の割合で入学者数を削減する。
韓国政府は、この提案を受け入れるのは医学生の権利を保護し、現在の医療の行き詰まりを解決するためだと述べた。これに伴い、全国32の医科大学は、新たに2,000の医学部入学枠を割り当てていたが、当初の割り当ての半分の1,000の枠に削減される。私立の医科大学もこの提案に加われば、さらなる削減が行われる可能性がある。
これは、長い期間にわたる粘り強い闘いの末に韓国政府が出した大きな譲歩だと考えられるが、医師たちにとって、この「和解の申し出」はまだ十分ではない。彼女らは、政府が医学生の定員を増やす計画を完全に撤回し、ゼロから交渉することに同意しない限り、職場に戻らないと主張している。
与党国民の力党の安哲秀議員も、これは一時的な措置に過ぎず、問題を根本的に解決することはできないと述べた。
パール
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