韓国統一省は、金正恩氏の娘が軍関連の行事に頻繁に出席し、軍の忠誠心を高めていると指摘した。
韓国統一省は9月5日、北朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」が金正恩氏の娘である朱愛氏が出席した15件の公的行事について報じたことを示すデータを公表した。この女児は北朝鮮指導者の第二子であり、2012年か2013年に生まれたとみられている。
韓国の高官らは、金主愛氏の今後の役割を判断するのは時期尚早だと述べているが、彼女の登場は、将来の後継者が金氏の子孫になる可能性を示唆しているようだ。同当局者は、北朝鮮は特にジュエさんのために「特別な儀礼基準を制定した」とコメントした。
2022年11月に朝鮮中央通信が公開したこの写真に写っているのは、北朝鮮の最高指導者、金正恩氏とその娘。写真: KCNA
8月27日、金正恩氏が北朝鮮海軍司令部を訪問した際、ジュエさんは父親と親しく歩みながら儀仗兵を視察し、その後に北朝鮮の朴正天軍元帥と康順男国防相が続いた。
金正恩氏の娘もステージ上で父親の隣に座り、彼が話している間、演説の草稿と思われる文書を読んでいた。
北朝鮮の金正恩委員長とその娘が8月27日に北朝鮮海軍司令部を訪問した。ビデオ:ロイター
韓国統一部はさらに、ジュエさんが2022年11月中旬に父親と一緒に火星17型ミサイル発射場を視察して以来、北朝鮮で行われた軍事関連行事に12回出席しており、出席した行事の80%を占めていると分析した。
金正恩氏の娘はその後、2月の陸軍創設75周年記念軍事パレード、4月の火星18型ミサイルの発射、軍事演習などの行事に父親とともに参加した。
一方、彼女は経済・社会行事には2回のスポーツイベントと平壌のソフォでの新しい通りの起工式など3回ほどしか参加しなかった。
韓国統一省は「ジュエは主に軍事的、経済的功績をアピールする行事に参加し、軍の忠誠心を呼び起こしている」と述べた。
ゴック・アン(コリア・ヘラルド紙による)
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