ミャンマーの軍事政権は複数の戦線で武装集団による反乱を封じ込めようと苦戦しており、国境地帯で相次いで敗北を喫している。
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アルジャジーラは、反政府勢力による数日間の攻撃の後、今日(4月11日)、約200人の兵士が国境の町ミャワディとタイを結ぶ橋まで撤退したと報じた。
この撤退は、2021年2月のクーデターで権力を掌握し、その統治に対する反乱を引き起こした将軍たちへの圧力が高まっていることの表れだ。
ミャワディ(ミャンマーの他の地域と繋がるタイ国境の町)への攻撃を主導する民族武装グループ、カレン民族同盟(KNU)はフェイスブック上の声明で、同組織の部隊が今朝早く、町に残っていた主要軍部隊である第275大隊を破ったと述べた。
KNUの広報担当者ソー・タウ・ニー氏はロイター通信に対し、約200人の兵士が橋に集まっていると語った。一方、ミャンマーのキット・ティ通信は、タイ当局が兵士らと交渉し、亡命を認めるかどうかを決めていると報じた。
タイ側の国境からのテレビ映像には、濃い黒煙が空に立ち上る様子が映し出されていた。

2023年10月に強力な民族武装勢力連合による攻撃が反政府勢力を刺激し、全国で大規模な衝突を引き起こして以来、ミャンマーの将軍たちはますます圧力にさらされている。
ミャンマー軍は国境地域の数百の軍事基地といくつかの町の支配権を失った。
ミャンマー軍が兵士らの安全のためタイ国内への亡命を認めるよう要請したとの報道が流れる中、約600人のミャンマー兵士とその家族が週末にミャワディから逃亡した。
民間団体カレン平和支援ネットワークによると、最近の紛争の激化により、ミャンマーでは少なくとも2,000人が避難を余儀なくされた。
ミャンマー軍は2021年のクーデターで権力を握って以来、反政府同盟や民兵組織に対して相次いで敗北を喫している。
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