ガーディアン紙によると、ケニアの飢餓問題に対処するため、アフリカ最大の学校給食プログラムが来年8月にケニアの首都ナイロビで開始される予定だ。
現在建設中の10の新しいキッチンでは、ナイロビの225の小学校と保育施設の子供たちに毎日40万食の昼食を提供する予定だ。この860万ドルの取り組みは、ナイロビ政府と、首都ナイロビの小学生15万人に食事を提供してきたケニアの非営利団体Food4Educationとのパートナーシップである。
ケニアのウィリアム・ルート大統領がナイロビでの学校給食プログラムの立ち上げ時に生徒たちに語りかけた。写真: ザ・スター |
セーブ・ザ・チルドレンによれば、ケニアの子どもの26%が栄養失調により発育不全に陥っている。学生たちの食糧不足は学業成績に大きな影響を与えている。学校給食プログラムの立ち上げに際し、ケニアのウィリアム・ルート大統領は次のように述べた。「私たちは学校給食プログラムの確実な実施に慎重かつ重点的に取り組んでいきます。」食糧不足のため、子どもたちが空腹のまま学校に行かなければならないのは悲しいことです。ルート氏は、政府は国家給食プログラムの拡大に50億ケニアシリング(3,600万ドル)を割り当てたとも指摘した。この決定により、プログラムを通じて食糧を受け取る子どもの数は160万人から400万人に増加する。
Food4Educationの創設者で栄養士のワウィラ・ンジル氏は、同団体とナイロビ市政府との提携により、毎日昼食が提供される子供の数は40万人に増えるだろうと語った。さらに、より多くのパートナーがプログラムに参加すれば、この数は2024年末までに50万人に増加すると予想されている。Food4Educationは2012年に仮設キッチンから設立され、そこでシェフを雇い、ルイルー小学校の25人の児童に昼食を準備した。ンジルさんによると、彼女はナイロビ郊外のルイル町のクラスメートたちの貧困と不平等を目の当たりにした後、貧しい農村家庭や非公式居住地の生徒たちに栄養のある昼食を提供することを決意したという。
ドゥオン・グエン
[広告2]
ソース
コメント (0)