修正されたデータによると、米国のインフレ率は引き続き低下しており、S&P500は初めて5,000を超えて引けた。
2月9日の取引終了時点で、S&P500指数は0.5%上昇して5,026ポイントとなった。 DJIAは0.14%下落して38,671ポイントとなった。一方、ナスダック総合指数は1.2%上昇した。
今週、S&P 500は1.4%上昇し、ナスダックは2.3%上昇した。両指数は5週間連続で上昇しており、過去15週間のうち14週間上昇している。
「結局のところ、良い経済ニュースがいくつかあった。市場はそれに反応した」とエンベストネットの最高投資責任者ダナ・ダウリア氏はCNBCに語った。
ニューヨーク証券取引所 (NYSE) のブローカー。写真:ロイター
米労働統計局は2月9日、12月の消費者物価指数が前月比0.2%上昇したとする改定値を発表した。このペースは暫定推定値の0.3%より低下した。コアインフレ率(食品およびエネルギー価格を除く)は変化なし。
モルガン・スタンレーのエコノミスト、エレン・ゼントナー氏は「これにより、経済成長と雇用がインフレを押し上げることはないというFRBの自信が強まるだろう」と述べた。 1月のCPIは来週発表される。
好調な企業収益、抑制されたインフレ、活況を呈する経済が、今年初めの米国株価上昇を支えた。 S&P 500指数は2月8日の取引セッションで一時5,000ポイントの水準を超えたが、取引終了までにこの水準を失った。 S&P500指数は、パンデミック中の経済を支えるために米連邦準備制度理事会(FRB)が金利をほぼ0%に引き下げた2021年4月に4,000ポイントを超えた。
「この水準を上回って終値を付ければ、間違いなく多くの注目を集め、FOMO(取り残される恐怖)が高まるだろう。5,000のような端数は、市場にとって心理的な抵抗またはサポート水準となることが多い」とLPLファイナンシャルのストラテジスト、アダム・ターンクイスト氏は述べた。
昨日は米国のハイテク大手の株価が上昇を主導した。エヌビディアとアルファベットはともに2%以上上昇した。クラウドコンピューティングサービス企業Cloudfareは、利益が好調だったため、株価も19%上昇した。先月、Nvidia、Microsoft、Meta Platforms、Alphabetの株価はいずれも、複数回にわたり過去最高値で取引を終えた。
ハ・トゥー(ロイター、CNBCによる)
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