写真：エドガー・スー/ロイター/
朝鮮中央通信は、金委員長が軍艦の試験を視察するため、同国の東海岸にある海軍艦隊に加わったと伝えたが、具体的な日付は明らかにしなかった。
試験発射は「艦艇の戦闘能力とミサイルシステムの特性」を判定し、「戦時状況での攻撃任務」を遂行する水兵の能力を向上させることを目的としていた。
朝鮮中央通信は「艦艇は目標を正確に、かつ逸脱することなく継続的に攻撃した」と伝えた。
金氏は同艦が「高い機動性と強力な攻撃力、そして不測の事態に対処できる常時戦闘態勢を維持している」と称賛した。
このミサイル実験は、韓国と米国が月曜日に夏季軍事演習「乙支フリーダムシールド」を開始した後に行われた。この演習は、北朝鮮の核とミサイルの脅威に対する両国の協調対応能力を向上させることを目的としている。
平壌は両国が核戦争の準備として軍事演習を行っていると非難している。
韓国軍は、今年の演習は両国と国連軍の加盟国数カ国から数万人の兵士を動員し、「前例のない規模」で実施されると述べた。
韓国の議員らは、北朝鮮が今週行われる韓米日３国による軍事演習と首脳会談に抗議して大陸間弾道ミサイルを発射したり、その他の軍事行動に出る可能性があると述べている。
北朝鮮は2021年後半から「戦略巡航ミサイル」と呼ばれるミサイルの実験を繰り返している。一部のアナリストは、このミサイルには核弾頭が搭載されている可能性があると指摘している。北朝鮮は海軍力の近代化と向上に向けた取り組みの一環として、3月に核搭載可能な無人水中攻撃車両を公開した。
船上で金委員長は「水上および海中の攻撃と防御のための戦闘効率と最新装備を向上させる」ことで海軍を強化すると誓った。
「より近代的な軍艦の建造や艦載・水中兵器システムの開発などを通じて、海軍の兵器・装備システムの近代化を加速します。」
金委員長は「海軍は不利な状況でも積極的に戦闘任務を遂行できるよう、高い機動性を持続的に確保し、実戦での作戦能力を継続的に向上させる必要がある」と述べた。 。
グエン・クアン・ミン
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