幸いなことに、火災は発生後「すぐに鎮火した」とクルーズ会社ロイヤル・カリビアンの広報担当者はCNNに確認した。クルーズ会社は負傷者はおらず、船全体への影響は「最小限」だったと述べた。
記録破りのスーパーヨット「アイコン・オブ・ザ・シーズ」(全長363メートル、重量25万800トン)は、事故発生当時、メキシコのコスタマヤに停泊中だった。船は一時電源を失ったが、バックアップ電源がすぐに起動した。
アイコン・オブ・ザ・シーズは現在、1万人を乗せることができる世界最大のクルーズ船です。 |
ロイヤル・カリビアンの広報担当者は、乗組員が火事を鎮火したことを確認し、スタッフ全員がこのような状況に対処する訓練を受けていると説明した。
総工費20億ドルのアイコン・オブ・ザ・シーズは、今年初めに進水し初航海に出航した際に話題を呼んだ。5,000平方メートルを超える海上記録破りのウォーターパークを含む7つのプールを備えている。船の現在の航路は火災の影響を受けておらず、メキシコのコスメル島に向かっている。
ロイヤル・カリビアンの広報担当者はCNNに対し、クルーズ船での火災は「一般的ではないが、珍しいことでもない」が、通常は迅速に対処され、乗客にほとんど混乱を及ぼさないと述べた。
クルーズ会社によれば、事故発生中、船内アナウンスで乗客に何が起こっているかが伝えられた。アイコン・オブ・ザ・シーズのフェイスブック・グループのソーシャルメディア・ユーザーは、日々の業務に多少の混乱があったと話したが、すぐに業務は正常に戻った。
グランダー・オブ・ザ・シーズの船首には火が灯っています。 CNN写真 |
2013年には、やはりロイヤル・カリビアンが所有するクルーズ船「グランジュア・オブ・ザ・シーズ」がバハマでのクルーズ中に真夜中に船首部分で2時間以上火災を起こした。 2,224人の乗客と796人の乗組員に負傷者はいなかったが、火災は当時クルーズ愛好家を悩ませた。
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