韓国指導者の逮捕をめぐり緊張高まる

韓国の捜査当局が、2024年12月の戒厳令布告に関する刑事捜査に関連して、弾劾された尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の逮捕状を執行する準備を進めており、衝突の可能性に対する懸念が高まっている。

警察と国防省との合同捜査を主導している高官汚職捜査局（CIO）は昨日、逮捕状が期限切れとなる1月6日前に執行すると発表した。

これに先立ち、大統領警護院（ＰＳＳ）は警察による尹氏の邸宅捜索を阻止したが、昨日尹氏の支持者たちは入り口前に陣取って当局による逮捕状執行を妨害していた。聯合ニュースによると、警察はデモ参加者らに繰り返し警告し、その後強制的に排除した。一部の人々は激しく抵抗し、ユン・ソクヨル氏の名前を叫んだが、結局連行された。

韓国の捜査官がユン・ソクヨルの逮捕状を執行するために大統領官邸に到着。

尹氏は１日遅くに支持者らに感謝の手紙を送り、国を守るために「最後まで戦う」と宣言した。ユン氏の弁護団は逮捕状は違法だとして裁判所に執行停止を求めた。ユン・ガプグン弁護士は昨日、警察がCIOの指示でユン氏を逮捕しようとすれば警察がPSSに逮捕される可能性があると警告した。

一方、野党の民主党は尹氏の速やかな逮捕を求め、同氏の1月1日の声明は反乱の証拠だと主張した。民主党の陳成俊議員は「反乱の首謀者である尹錫烈氏は自宅に隠れ、国家機関の法執行に従うことを拒否し、国民に共に戦うよう呼びかけるなど、反乱を煽動している」と述べた。

1月2日、警察がソウルのユン・ソクヨル氏の自宅の外に同氏の支持者を護衛した。

出典: https://thanhnien.vn/cang-thang-dang-cao-ve-viec-bat-lanh-dao-han-quoc-185250102233152764.htm