進歩主義政党「進歩前進党（MFP）」が日曜の選挙で最多得票を獲得した。 MFPのピタ・リムジャルーンラット党首はバンコクのレストランで他の5つの野党の幹部らと非公開会談を行った。
MFPと野党の指導者らは政府の樹立について交渉するために会合を開いた。写真：AFP
42歳のピタ氏は、20年間タイの政治を支配してきたタイ貢献党と他の4つの小政党との連立政権を樹立しようとしている。
MFPは152議席を獲得し、タイ貢献党は141議席で第2位となった。他政党との連立により、下院の500議席のうち300議席以上を獲得することになる。
しかし、首相の座を確保するには、連立政権は政府によって事前に選出された250人の議員からなる上院を含む両院で過半数の議席を獲得する必要がある。
つまり、ピタ氏の新首相就任を上院議員らが阻止できないようにするには、MFPとその同盟勢力は下院で最低376票の賛成を得る必要がある。
数名の上院議員がピタ氏と王国の王族侮辱法改正計画に反対を表明している。ジャデット・インスワン上院議員は「ピタ氏を首相として受け入れない」と述べ、王室改革への懸念を表明した。
キティサック・ラタナワラハ上院議員もピタ氏を支持することを拒否した。 「首相候補は国家と王室を愛さなければならない」と彼は語った。
ホアン・ナム（AFP通信）
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