2月25日の投票予定のわずか3週間前に選挙延期が発表されたことで、金曜日にダカールや他のいくつかの都市で抗議者と警察の間で激しい衝突が発生し、多くの人々が長期にわたる騒乱に発展することを恐れている。
マッキー・サル大統領は、選挙をめぐる争いが選挙の信頼性を脅かしているため延期は必要だと述べたが、野党議員の一部は今回の措置を「制度的クーデター」と非難した。
セネガルの抗議者らが2月25日、セネガルのダカールで機動隊と衝突。2024年2月9日。写真:ロイター
犠牲者を追跡する民間社会プラットフォーム「カルトグラ・フリー・セネガル(CFS)」によると、土曜日の夕方に南部の都市ジガンショールで若い男性の死亡が報告され、抗議活動に関連する死者数は3人となった。
「病院に到着した時、私たちは彼を救おうとしましたが、残念ながら彼は亡くなりました...」とジガンショール病院の院長、ンディアメ・ディオプ氏は語り、検死を行わなければ正確な死因は特定できないと付け加えた。
セネガル内務省報道官は、これまでのところ、金曜日に北部の都市サン・ルイで起きた学生1人の死亡のみを確認している。
米国アフリカ局は土曜日のオンライン投稿で、最初の2人の死亡を知り悲しんでいるとし、「我々はすべての当事者に平和的かつ自制的な行動を求める。また、サル大統領に選挙日程を元に戻し、信頼を回復し、事態を落ち着かせるよう引き続き求めていく」と述べた。
延期を拒否した野党議員と大統領候補は訴訟を起こし、4月初旬の任期満了後はサル氏を大統領として認めないと述べた。
議会が支持する延期法案には、12月15日に予定されている選挙後に後任が任命されるまで任期を延長することが含まれている。
「マッキー・サル大統領が4月3日までに権力を回復しなければ、我々は国民統一による並行政府を樹立するだろう」と野党議員のギー・マリウス・サニャ氏は日曜のラジオで語った。
マイ・アン(ロイター通信による)
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