ロシア国防省は、ワグナーグループが反乱を起こしてから約3週間後、武器の配達を完了したと発表した。
ロシア国防省報道官イーゴリ・コナシェンコフ氏は7月12日、民間軍事会社ワグナーが正規軍に約2,000個の武器と2,500トン以上の弾薬を移譲したと発表した。その中には、現代の主力戦闘戦車や砲兵システムが多数含まれており、戦闘で使用されたことのない武器も数十個ある。
ロイター通信は、ロシア国防省への武器の引き渡しは、ワグナーがウクライナでの戦闘作戦から撤退する兆候だと報じた。この動きは、ワーグナーの実業家エフゲニー・プリゴジンが6月24日に暴動を起こしてから約3週間後に起こった。
4月にロシアのモスクワにいるワーグナーのボス、エフゲニー・プリゴジン。写真:ロイター
反乱は、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の仲介により、ワグナー氏とクレムリンがワグナー氏が兵舎に撤退することで合意に達し、24時間以内に終結した。ワグナー氏は免責特権を与えられ、ロシアからベラルーシへ出発した。
プリゴジン氏は今月初め、プライベートジェットでサンクトペテルブルクに向かうところを目撃された。治安当局が押収した武器を回収するため、ロシアのサンクトペテルブルクへ向かった。ワグナー氏は数丁のライフルとピストルを受け取ったが、その中にはプリゴジン氏の名前が刻まれたものもあった。このピストルは、両国防相の関係がまだ良好だったころ、セルゲイ・ショイグ国防相から贈られたものだった。
ワーグナーの「24時間の反乱」。出典: WSJ、ロイター、AFP
ゴック・アイン氏(ロイター/ズベズダTVによる)
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