第29回APEC貿易大臣会合の概要。 (出典:VOV) |
ベトナムのグエン・ホン・ディエン商工大臣は、第29回アジア太平洋経済協力(APEC)貿易大臣会合(MRT29)で、APEC加盟国は世界貿易機関(WTO)の改革に関する議論を優先し、その運営の効率性を向上させる必要があると強調した。
会議に出席したベトナム代表団長のグエン・ホン・ディエン大臣も、来たる第13回WTO閣僚会議で実際的な成果を達成するために、APEC加盟国は第12回WTO閣僚会議(MC12)の結果を実行する努力を続ける必要があると指摘した。
米国ミシガン州デトロイトで開催された会議の開会セッションにおいて、APEC閣僚らは、ルールに基づく多国間貿易体制を支援する方法とWTO改革を促進するための効果的な措置について議論することに焦点を当てた。
閣僚らはまた、WTO事務局長のンゴジ・オコンジョ=イウェアラ氏から、WTOの最近の動向、特に第12回WTO閣僚会議(MC12)の結果の実施と第13回WTO閣僚会議(MC13)の準備に関する最新情報を聞いた。
グエン・ホン・ディエン大臣は、日本の西村康稔経済産業大臣と会談し、協議を行った。 (出典:VOV) |
一方、WTOのオコンジョイウェアラ事務局長は、WTO加盟国は多国間貿易体制におけるWTOの中心的地位を強化するために、未解決の課題を解決するにあたり柔軟かつ現実的で政治的決意を示す必要があると強調し、APECがWTOにおける同様の議論内容の促進に貢献する取り組みや活動を継続的に実施していることを歓迎した。
オコンジョ=イウェアラ氏とAPEC閣僚らは、WTO交渉の改革と進展が前向きな結果をもたらし、多国間貿易体制の役割強化と世界的・地域的な経済統合に貢献することを期待すると述べた。
第29回MRT会議の傍ら、グエン・ホン・ディエン商工大臣は西村康稔経済産業大臣を表敬訪問し、ウォルマート・リテール・グループのグローバル政府関係担当シニアディレクターと会談したほか、APECビジネス諮問委員会の代表者、米国中小企業協会の代表者らと会談し、その他の二国間行事にも参加した。
グエン・ホン・ディエン大臣はウォルマート・グループのリーダーらを迎え、協力した。 (出典:VOV) |
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