ウクライナと米国の当局者は、両国間の二国間安全保障協定の締結に向けて3回目の協議を行った。
ウクライナ大統領府は4月29日遅くに声明を発表し、双方が安全保障協定案の内容について協議し、同文書の主要条項の策定に大きな進展があったと指摘した。
会談に出席したウクライナ代表団はウクライナ大統領府長官のアンドリー・イェルマーク氏が率いており、声明では同当局者が、キエフに対する約610億ドルの援助策を米国が承認したことで交渉が加速したと語ったと伝えられている。
イェルマーク氏は「両国の首脳が近い将来に二国間安全保障協定に署名できると確信している」と付け加えた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の「右腕」として知られるこの当局者はまた、協議中の安全保障協定はキエフに対するワシントンの軍事・安全保障支援を確認するものになるだろうと述べた。
イェルマーク氏は、この合意はロシアに対するウクライナの「勝利」に直接貢献し、東欧諸国の防衛力強化に向けたウクライナと米国の長期的協力の強固な基盤を築くことになるだろうと付け加えた。
ウクライナは、英国、ドイツ、デンマーク、ラトビア、フィンランド、フランス、イタリア、カナダ、オランダの9カ国と二国間安全保障条約を締結している。いずれも北大西洋条約機構(NATO)の加盟国である。
これらの合意は、G7が昨年7月にリトアニアの首都ビリニュスで開かれたNATO首脳会議で、「二国間の安全保障上の約束と合意」を通じてウクライナへの「長期的な支援」を正式化するためにキエフと協議していると発表したことを受けて行われた。
ミン・ドゥック(アナドル通信による)
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