オーストラリアの防衛産業大臣パット・コンロイ氏は本日10月30日、同国のミサイル生産を増やす計画を明らかにした。
AFP通信によると、コンロイ大臣は、オーストラリアは長距離誘導ミサイルやその他の必要な軍需品を生産する国内産業を設立すると述べた。
「なぜミサイルがさらに必要なのか?米国と中国の戦略的競争はオーストラリアの安全保障環境の重要な特徴だ。その競争は我々の地域、インド太平洋で最も激しい」とコンロイ氏は強調した。
2023年の合同演習中、オーストラリア北部の射撃場で米陸軍の高機動ロケット砲システム(HIMARS)からロケットが発射された。
コンロイ氏によれば、オーストラリアは米国の防衛産業グループ、ロッキード・マーティンと協力し「誘導多連装ロケットシステム(GMLRS)」を生産する予定で、これは米国外で初のGMLRS生産施設の一つとなる。
2億ドルの「先進兵器生産施設」では、年間最大4,000発のミサイルを生産する予定だ。 「これは現在の世界のGMLRS生産量の4分の1以上、オーストラリア国防軍の現在の必要量の10倍以上に相当する」とコンロイ氏は述べた。
オーストラリアはまた、榴弾砲の砲台で一般的に使用されるM795砲弾を国内で生産するため、フランスの兵器製造会社タレス社と契約を結んだ。
「我々は皆、新たな武器や弾薬の購入が必要ないことを望んでいる。しかし、危機と混乱の世界では、十分に装備された軍隊は国防の不可欠な部分である。このような状況において、オーストラリアは接近阻止・領域拒否による抑止戦略を支える信頼できる軍事力を必要としている」とコンロイ大臣は強調した。
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出典: https://thanhnien.vn/uc-he-lo-ly-do-can-them-ten-lua-185241030110533647.htm
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