敵の軍艦や港湾を破壊するために設計されたとみられるこの無人機のテストは、朝鮮半島の緊張がここ数年で最高レベルに高まっている中で行われた。
北朝鮮の指導者、金正恩氏。写真:朝鮮中央通信
北朝鮮が昨年初めて実験したこの無人機は、同国が近年導入したいくつかの新型兵器システムのうちの1つである。
北朝鮮軍は、済州島南方の海域で水曜日に終了した米国、韓国、日本による合同海軍演習への報復として、同国東岸沖の海域でこの実験を実施したと発表した。
北朝鮮国防省は声明で、「わが軍の水中核兵器に基づく対抗態勢はさらに強化されており、水中および海上での各種対応行動は、米海軍とその同盟国による敵対的な軍事活動を抑止し続けるだろう」と述べた。
韓国国防省は、北朝鮮による最近の実験は国連安全保障理事会の決議に違反し、「朝鮮半島と世界の平和」に対する脅威であると非難した。同国防省は声明で、米国と韓国の軍は北朝鮮の活動に対して強固な防衛態勢を維持していると述べた。
国連報道官ステファン・デュジャリック氏は、アントニオ・グテーレス国連事務総長が朝鮮半島の現状を非常に懸念していると述べた。グテーレス事務総長は「緊張緩和、安全保障理事会決議の完全な履行、対話と外交交渉再開につながる環境づくり」を改めて求め、「これが唯一実現可能な前進の道である」とドゥジャリック氏は述べた。
北朝鮮はここ数カ月、さまざまなミサイルシステムの実験を行っており、脅威にさらされた場合に軍が先制核攻撃を行える戦略を発表している。
北朝鮮は日曜日、2024年で最初の弾道ミサイル実験を実施した。国営メディアはこれを極超音速弾頭を搭載した新型の固体燃料中距離ミサイルと報じた。
ホアン・アイン氏(KCNA、AP通信による)
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