(CLO)フランスのフランソワ・バイルー首相は水曜日、議会での2度の不信任決議を乗り越え、長らく延期されていた2025年度予算の成立への道を開いた。
不信任決議は極左派が呼びかけたものの、極右の国民戦線と中道左派の社会党が支持しなかったため否決された。
合計で128人の議員が最初の措置に賛成票を投じ、122人が2番目の措置に賛成票を投じたが、必要な289票には遠く及ばなかった。
フランスのフランソワ・バイルー首相。写真:MD
フランスの首相が2025年度予算を可決するために憲法上の特別権限を行使したことを受けて、極左議員らは同首相に対する不信任決議案を2件提出した。
フランスは、エマニュエル・マクロン大統領が6月に総選挙の実施を決定して以来、 政治的混乱に陥っており、その結果、どの政党も過半数を占めない宙吊り議会が生じた。
バイルー氏の政権存続はマクロン氏にとって追い風となるだろう。マクロン氏は昨年半ばから辞任を求める声に直面しているものの、2027年に終了する予定の任期満了までは大統領職にとどまると主張している。
予算をめぐる論争は市場を揺るがし、バイルー氏はわずか3カ月で前任者のミシェル・バルニエ氏の職を失った。この予算は財政赤字を削減し、大企業と富裕層への増税と支出削減を目的としている。
「この予算は完璧ではない。予算なしでは我が国は生きていけないので、これは緊急の措置だ」とバイルー氏は採決前に議員らに語った。
フイ・ホアン氏(フランス24、ロイター、ルモンドによる)
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出典: https://www.congluan.vn/thu-tuong-phap-vuot-qua-hai-cuoc-bo-phieu-bat-tin-nhiem-tai-quoc-hoi-post333215.html
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