(CLO)金曜日(12月13日)、エマニュエル・マクロン大統領はフランソワ・バイルー氏を2024年のフランスの第4代首相に任命した。しかし、その直後、左派野党はバイルー氏に対する不信任投票を行うと警告した。
極左政党「フランス・アンダント」の党首らはバイルー氏の罷免を目指すと述べ、緑の党のマリーヌ・トンデリエ党首は、バイルー氏が税制や年金に関する党の懸念を無視するならば不信任決議を支持すると述べた。
一方、極右政党・国民戦線(RN)のジョーダン・バルデラ党首は、党は直ちに不信任決議を求めるつもりはないと述べ、RNのマリーヌ・ル・ペン党首は、バイルー首相は野党の予算案の要望に耳を傾けるべきだと述べた。
フランスの新首相フランソワ・バイルー。出典:ガルフニュース
73歳のバイルー氏は近日中に閣僚を指名するとみられるが、複数の野党派閥が分裂するフランス議会の中で、前任者のバルニエ氏と同様の困難に直面する可能性がある。
フランスの 政治的混乱により、マクロン大統領が2027年に終了する2期目の大統領任期を全うできるかどうか疑問が生じている。
前政権を支持した保守系の共和党からも、社会党の指導者からもまだ反応はない。
マクロン氏は、少なくともフランスが新たな議会選挙を実施できる7月まではバイルー氏が不信任決議を阻止してくれることを期待している。
バイルー氏は、2017年からマクロン氏の連立政権に加わっている民主運動党の創設者で、自身も大統領選に3回立候補している。
マクロン氏は2017年にバイルー氏を法務大臣に任命したが、議員補佐官の採用に関する詐欺疑惑の捜査が進む中、バイルー氏はわずか数週間後に辞任した。バイルー氏は2024年に詐欺容疑で無罪となった。
バイルー氏にとって最初の本当の試練は、2025年初めに議員らが2025年度の緊縮予算を可決しなければならないときに訪れるだろう。 600億ユーロの節約を目指したバルニエ氏の前回の予算は、極右派と左派から「ケチすぎる」と批判された。
フイ・ホアン(ストレーツ・タイムズ、フランス24、ロイター通信による)
[広告2]
出典: https://www.congluan.vn/tan-thu-tuong-phap-vua-nham-chuc-da-bi-phe-doi-lap-doa-bo-phieu-bat-tin-nhiem-post325530.html
コメント (0)