(CLO)フランスのフランソワ・バイルー首相は、木曜日(1月16日)に左派が行った不信任決議を乗り越えた。
具体的には、不信任決議に賛成票を投じたのはわずか131人の議員で、必要な288人に遠く及ばなかった。「この決議は過半数の賛成がなければ可決されなかった」とフランス国民議会のヤエル・ブラウン=ピヴェ議長は述べた。
これに先立ち、中道左派の社会党と極右の国民戦線(RN)はともに投票を支持しない姿勢を示しており、バイルー首相が先月の就任以来初の「試練」を乗り越える助けとなった。
フランスのフランソワ・バイルー首相に対する不信任投票の現場。写真:フランス政府
しかし、フランス議会におけるバイルー氏の少数派政権は、前任者のミシェル・バルニエ氏を失脚させた課題である2025年度予算の可決に向けて依然として困難な戦いに直面している。
特に、社会党のオリヴィエ・フォール党首は、年金改革協議再開のバイルー首相の約束は不十分であり、要求に明確な回答が得られなければ不信任決議を支持すると警告した。
バイルー氏は社会党の支持を得るため、国家医療費払い戻し削減の取り消し、前回予算より病院支出を増やすこと、教師4,000人の解雇計画の取り消しなど、さらなる譲歩を書簡で詳述した。
バイルー氏はまた、電気料金値上げの延期や、36億ユーロの費用をかけてインフレに合わせてすべての年金を引き上げることなど、前任者のバルニエ氏が行った譲歩を維持することにも同意した。
同氏はまた、前任者のバルニエ氏が計画した、特に富裕層と大企業をターゲットにした210億ユーロ規模の一連の増税を推進すると約束した。
フランスでは過去1年間に4人の首相が交代するなど政情不安が続き、経済から社会まであらゆる面で国を揺るがしている。
ホアン・フイ(Gouv.fr、France24、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/thu-tuong-phap-francois-bayrou-vuot-qua-cuoc-bo-phieu-bat-tin-nhiem-post330749.html
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