(CLO)12月9日、カナダのジャスティン・トルドー首相率いる政府は、過去3か月間で3度目となる不信任決議を乗り越え続けた。
野党保守党が開始したこの投票は、新民主党(NDP)の支持により、180票対152票で否決された。
カナダのジャスティン・トルドー首相。写真:ロイター
NDPは8月に自由党との連立政権を解消し、トルドー首相を「弱腰で利己的」と批判したにもかかわらず、保守党に味方しないことを決めた。これは野党内の分裂と政治的不安定を避けたいという願望を示している。
カナダ下院は最近、派閥間の議論が長引いたために多くの行き詰まりに直面している。グレッグ・ファーガス下院議長は、社会福祉、災害救援、ウクライナ支援のための予算案を含む重要な議決を実施することで、膠着状態を打破することを決定した。
トルドー首相の自由党は現在、下院で153議席を占めており、保守党は119議席、新民主党は25議席、ブロック・ケベコワは33議席を占めている。世論調査で20ポイントのリードを持つ保守党は、2025年10月までに予定されている次回選挙で逆転を狙っている。
2015年から政権を握り、2019年と2021年の2度の選挙を生き延びたジャスティン・トルドー首相は、依然として激しい圧力に直面している。カナダの議会制度では、政府が存続するためには下院の信任を維持する必要があり、そのためには国会議員の過半数の支持が必要である。
3回連続の困難を乗り越えたにもかかわらず、トルドー首相は、今後の政治期間における自らの立場を確実なものにするために支持を固めるという課題に依然として直面している。
カオ・フォン(サウスカロライナ州立大学、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/thu-tuong-canada-vuot-qua-cuoc-bo-phieu-bat-tin-nhiem-lan-thu-3-post324879.html
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