6月11日午後、ベトナム胡椒香辛料協会は、複数の企業から、第2区カットライ港で発生したとみられるコーヒーと胡椒の一連の積荷の「盗難」に関する情報を報告した。初期情報によると、紛失した商品の量は市場によって異なり、総輸出量の7~28%に上ったという。

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トゥドゥック市第2区、カットライ港への道。写真: TCT TCSG

しかし、6月11日夜、タンカンサイゴンコーポレーション(TCT TCSG)は、ベトナム胡椒香辛料協会に対し、上記情報について正式に回答した。

入手した情報によると、サイゴンニューポート社の機能部門は現在、管轄当局および機能機関と協力して、協会から提供された商品不足に関する情報を確認中です。しかし、カトライ港で商品が「引き取られた」と疑われているという協会の情報は根拠がない。

サイゴン新港公社は、「商品の紛失リスクは多くの段階で発生する可能性があります。そのため、カトライ港で発生したと断言できる根拠はありません。売主の倉庫から買主の倉庫への商品の流れは、海上輸送、荷降ろし港、港から輸入者の倉庫への輸送など、サプライチェーンの各段階を経る必要があります。誤解を招いたり、港のブランドイメージに影響を与えたりしないよう、検証が必要です」と説明した。

現在、サイゴンニューポート社は当局と連携し、協会に事件の確認と解明に協力を求めている。

また、回答書の中で、サイゴンニューポート社は協会に対し、以前ウェブサイトに掲載した情報を削除し、訂正し、カットライ港で発生したとみられる物資不足の問題を検証するための調整作業についてウェブサイトで再度発表するよう求めた。

以前、ベトナム胡椒香辛料協会からの情報によると、5つの企業が、パートナーに配達されたコーヒーと胡椒の輸出貨物が不足しており、推定量はコーヒー約10.32トン、胡椒約8.25トンであると報告していた。

企業はまた、工場とカトライ港入港時のコンテナ積載量の一貫性を証明する完全な書類と重量証明書を保有していると述べた。しかし、輸入パートナーは目的地の港での商品の計量に誤りがあったと報告し、コーヒーとコショウの量が当初の契約に比べて大幅に減少していたことが分かった。

そのため、船が遅れていたのと同じ時期に、カットライ港でコーヒーとコショウが横領されたのではないかという疑惑が浮上した。