航空母艦HMSクイーン・エリザベスがスコットランドに停泊中
デイリーメールのスクリーンショット
インディペンデント紙は3月10日、英国海軍の航空母艦「クイーン・エリザベス」が修理を待つために停泊中に火災を起こしたと報じた。同艦が最近問題に遭遇したのはこれで2度目だ。
事件は3月9日(現地時間)、空母がスコットランドのグレンマラン海域に停泊していたときに起きた。
英国海軍の報道官は、「小規模で単発的な火災」は制御され、すぐに消し止められたと述べた。
この事件で負傷者は報告されておらず、爆発物も出ていなかった。当局は火災の原因を調査中。
英国海軍、撃墜されたフーシ派の無人機の画像を公開
インディペンデント紙は2月5日、プロペラシャフトとギアボックスの連結部に問題が発生したため、同空母がNATO演習から撤退せざるを得なかったと報じていた。
その後、HMSプリンス・オブ・ウェールズが代わりとなり、ほぼ半世紀ぶりのNATO最大の演習「ステッドファスト・ディフェンダー」に参加した。
航空母艦「プリンス・オブ・ウェールズ」自体も、米国へ航行した後、ワイト島沖で故障するなど、18カ月前に問題に遭遇していた。この船は右舷のプロペラのカップリングにも問題を抱えていた。
航空母艦クイーン・エリザベスは現在、修理のためスコットランドのロサイスに向かっている。
この事件は、1月30日にトライデントII核ミサイルの発射実験が失敗し、ミサイルが発射した潜水艦の近くの海に跳ね返ったことを受けて、英国政府が核抑止力の有効性について疑問に直面している中で起きた。
原子力潜水艦HMSヴァンガードから、5億ポンドをかけた改修後の最終試験の一環として、非武装のトライデントIIミサイルが発射された。この試験は、同艦が哨戒任務に復帰する前に行われた。
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)