バルチックコネクターガスパイプライン。 (出典: Balticconnector/Elering) |
NBIによると、10月8日の早朝、損傷したパイプライン付近の海底から大きな錨が引き上げられた。フィンランド警察は、中国のコンテナ船に属するこの錨が事件当時その海域にあったかどうかを調査している。
当局は以前、バルチックコネクターパイプラインと2本の海底通信ケーブルが外部からの機械的な力によって損傷を受けたと判断していた。
フィンランドの調査官らはまた、パイプラインの損傷部分につながる海底に引きずり跡が見られると指摘した。 NBIは、中国のコンテナ船の錨が主船から外れ、バルチックコネクターガスパイプラインに損傷を与えたとみている。
フィンランドとエストニアを結ぶガスパイプライン「バルチックコネクター」に問題が発生し、フィンランドのガス供給に影響が出ている。
ヘルシンキは、インコーターミナルで液化天然ガス(LNG)を輸入することでガス不足を補っている。
* これに先立ち、10月23日、ロシアのアレクサンドル・グルシコ外務次官は、ラトビアが北大西洋条約機構(NATO)にロシア船舶のバルト海航行禁止を検討するよう提案し、バルチコネクター・ガスパイプラインの破壊はモスクワの仕業だと非難した場合、ノルドストリーム・パイプラインの破壊行為への関与の疑いがあるとして、米国船舶もこの海域の航行を禁止されるだろうと述べていた。
アレクサンダー・グルシコ氏は、西側諸国はバルチックコネクターガスパイプラインの事故を調査するのではなく、ノルドストリームパイプラインの爆発の犯人探しに重点を置くべきだと述べた。
ロイター通信はまた、ロシア当局が、西側諸国が非難しているフィンランドとエストニアを結ぶバルチックコネクター・ガスパイプラインのガス漏れには同国は関与していないと宣言したと報じた。
クレムリンは「ロシアに対するいかなる脅威も受け入れられない」と述べた。
[広告2]
ソース
コメント (0)