ロシアのミハイル・ミシュスチン首相(左)とキューバのマヌエル・マレロ・クルス首相が6月13日、ロシアのモスクワで会談した。 (出典:スプートニク/ロイター) |
キューバ国営メディアによると、6月20日、同国の高官代表団はロシア訪問を成功裏に終え、約30件の貿易協定に署名した。
米国の制裁下にあるキューバとロシアは、制裁を中和するために貿易と投資を促進することで経済関係を強力に強化している。
キューバのマヌエル・マレロ首相とヘラルド・ペナルベル外務次官が11日間のロシア訪問を行った後、両国はキューバの砂糖とラム酒の輸出増進、ロシアからの小麦と原油の供給確保、カリブ海の島国キューバの観光施設の近代化に向けて協力することに合意した。
「ドル圏外の経済関係を築く新たな方法を模索する必要がある。ドル圏はますます多極化した世界に取って代わられつつあり、中国、インド、ロシアなどの他の主体がより大きな影響力を持つようになっている」とペナルベル副大臣は公式オンライン新聞「キューバディベート」に語った。
先週、ロシアのメディアは、モスクワがハバナに年間164万トンの石油と石油製品を供給する用意があり、キューバの燃料不足の改善に貢献すると報じた。
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