(CLO)英国政府は、シリアのアサド大統領を打倒するために連合を率いた反政府勢力「ハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)」を禁止団体に指定した決定を再考する可能性がある。
12月9日、英国の政府間関係大臣パット・マクファデンは、シリアのHTSグループを英国における禁止組織のリストから削除することを検討すると述べた。
マクファデン氏は、英国がHTS禁止に関する立場を変えるかどうかとの質問に対し、「検討します。そして、その決定は、今後グループがどのような行動を取るかに一部左右されると思います」と答えた。
12月1日、シリア北西部イドリブ県サラケブの町で、反政府勢力の戦闘員らが軍用車両にHTS旗を掲げている。写真:ロイター
かつてアルカイダの関連組織であったHTSは現在、英国で禁止されている組織である。これは、HTS をテロリスト集団に指定している米国を含む他の西側諸国と同様に、英国ではこの集団への支援や参加は違法であることを意味する。
キア・スターマー首相の内閣の幹部であるマクファデン氏はまた、シリア情勢が急速に進展しているため、英国政府はすぐに決断を下すだろうと述べた。 「現状を考えると、これは緊急に検討する必要がある問題なので、決定は比較的早く下されるだろうと思う」と彼は語った。
マクファデン氏は、HTSが率いる反政府勢力がシリアの首都ダマスカスを制圧し、アサド大統領がロシアに逃亡を余儀なくされた週末には何の決定もなされていないと述べた。
英国を含む国際政府はアサド一族政権の終焉を歓迎し、これをここ数十年で中東にとって最も重要な転換点の一つとみなしている。
ゴック・アイン氏(ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/nhom-noi-day-syria-se-khong-bi-coi-la-khung-bo-post324789.html
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