この選挙は、6月14日に移民船が沈没し、数百人が死亡した恐れがある事件を受けて行われた。この事件は移民問題に関する両党間の対立をさらに浮き彫りにした。
キリアコス・ミツォタキス氏の党に投票するよう人々に呼びかけるポスター。写真:ロイター
移民問題で強硬な姿勢を取っているミツォタキス氏は、「人身売買業者が船の難破に関与している」と述べ、多くの人々を救助した沿岸警備隊を称賛した。
ミツォタキス氏の新民主党は、5月21日の総選挙で、2015年から2019年までギリシャを統治した急進左派連合(SYRIZA)に20ポイント以上の差をつけて勝利した。前回の投票で新民主党はほぼ過半数を確保していたため、連立政権を組むことなく政権を樹立できるよう、2回目の投票が行われた。
2019年から首相を務めていたミツォタキス氏は、憲法の規定に従い、先月行われた投票で決着がつかなかった後、暫定首相の選任を理由に辞任した。
投票所はギリシャ全土で午前7時に開き、午後7時に閉まる。結果は午後10時に出る予定です。
有権者が懸念している問題としては、列車事故のほか、生活費の高騰や2月の死亡事故などがある。
ホアン・ナム(ロイター通信による)
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