モンタナ州のグレッグ・ジャンフォルテ知事は水曜日、同州でTikTokを禁止する法律に署名した。この法律は2024年1月1日から施行される。5人のユーザーがこの法律の施行を阻止しようとした。水曜日遅くにモンタナ州の連邦地方裁判所に提出されたこの訴訟では、法律の執行責任者である同州の司法長官オースティン・クヌーセン氏が被告として挙げられている。
TikTokのロゴ。写真：ロイター
訴訟によれば、これらのユーザーはこの法律が憲法修正第1条に定められた権利を侵害していると考えている。 「モンタナ州は、ウォール・ストリート・ジャーナルの所有者や掲載されている思想を理由に同紙を禁止できないのと同様に、住民によるTikTokの閲覧や投稿を禁止することはできない」と訴状には記されている。
クヌーセン司法長官の広報担当者エミリー・フラワー氏は、州は訴訟に備えていると述べた。
バイトダンスが所有するTikTokは、データリスクを理由に米国全土で禁止に直面している。
ティックトックは、モンタナ州の禁止措置は「違法にティックトックを禁止することでモンタナ州民の憲法修正第1条の権利を侵害している」とし、「モンタナ州内外のユーザーの権利を守るために引き続き取り組む」と述べた。
ティックトックは中国当局とデータを共有したことはないと繰り返し否定しており、要請されてもそうしないと述べている。
この事件は、1995年に民主党のビル・クリントン大統領によって任命されたドナルド・モロイ判事に担当が割り当てられた。
人口が100万人強のモンタナ州は、TikTokは違反ごとに罰金を科せられ、禁止措置に違反した場合は1日当たり1万ドルの罰金が追加で科せられる可能性があると述べた。
マイ・アン（ロイター通信による）
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