
2024年4月8日、ロシアのオレンブルク州オルスク市の洪水被害地域から避難する人々。写真:AFP/VNA
今月の高温と大雨による急速な雪解けにより、ロシアとカザフスタンを流れるいくつかの主要河川が氾濫した。ロシアで最も被害が大きかった地域の一つであるオレンブルク市では、ウラル川が氾濫し、多くの道路や住宅地が浸水した。川の水位は上昇を続け、13日午後には危険水位より2.5メートル高い12メートルに達した。
オレンブルク州政府によれば、オレンブルクとその周辺地域から約1万4000人が避難した。浸水した住宅の数は増加しており、停電している地域もある。一方、クルガン州政府も、氷が溶けてトボル川の水位が上昇すると予想されるため、住民に緊急避難を呼びかけている。

救助隊がカザフスタン北部ポクロフカの浸水地域から人々を避難させている。写真:AFP/VNA
ロシアと7,500キロの国境を接するカザフスタンでは、北カザフスタン州の州都ペトロパブロフスク郊外が洪水の被害を受け、10万3,000人以上が避難を余儀なくされ、約5,000戸の家屋が浸水し、多くの場所で電気や水道が止まっている。
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