ロシアは2月13日、エストニアのカヤ・カラス首相を未公開の刑事事件の「指名手配」人物と宣言した。
エストニアのカジャ・カラス首相。 (出典:ロイター) |
ロシア内務省の指名手配者データベースには、2021年からエストニアを率いてきたカラス氏が、具体的な容疑は示さずに「刑法に基づいて指名手配されている」と記載されている。
エストニア首相と外相を逮捕する決定について問われると、クレムリン報道官のドミトリー・ペスコフ氏は「これらの人々は歴史の記憶を冒涜する決定の責任がある」と説明した。
カラス氏は2021年1月からエストニアの首相を務めている。彼女は繰り返しロシアを「西側諸国の安全保障に対する永続的な脅威」と呼び、ロシアの孤立化を訴え、第二次世界大戦で亡くなった人々を追悼するエストニアのソ連時代の記念碑を破壊する決定を支持してきた。
ロシアとエストニアの関係は、特にロシア・ウクライナ戦争の勃発後、最近緊張が高まっている。エストニアはヨーロッパで最も強力なウクライナ支持国の一つである。
2023年1月、ロシア外務省はエストニアとの外交関係を格下げし、バルト三国大使に帰国を要請すると発表した。双方は、大使の代わりに互いの首都に臨時代理大使を置くことになる。エストニアもその後同様の措置を取り、ロシア大使に帰国を求めた。
(AFP通信によると)
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