ブリャンスク州のロシア当局は、防空システムがドルージバ石油精製所を狙っていたウクライナの無人航空機3機を撃墜したと発表した。
「ロシアの防空部隊は、ノヴォズィブコフ地区にあるドルジバ石油精製所に対するウクライナ軍の夜間攻撃を撃退した」と、ベラルーシとウクライナに国境を接するブリャンスク州西部のアレクサンダー・ボゴマズ知事は6月17日発表した。
同氏はロシアの防空軍が無人航空機(UAV)3機を撃墜したと述べたが、攻撃で製油所やその周辺地域が被害を受けたかどうかについては言及しなかった。
5月、ハンガリーのシャジャロンバッタにあるMOLのドナウ製油所のDruzhba石油パイプラインの一部。写真:ロイター
ロシアのドルジバ石油・ガスパイプラインシステムはソビエト連邦崩壊前に建設された。このシステムの南支線はウクライナ領土を通過しており、紛争にもかかわらず稼働を続け、ハンガリー、スロバキア、チェコ共和国に原油を供給している。
ロシアではここ数カ月、特に軍事燃料施設を狙った無人機攻撃が複数回記録されている。
ドルジバ石油パイプラインの位置(緑)。グラフィック: Aspenia Online
モスクワは、自国領土の奥深くへの攻撃の背後にウクライナ軍がいると繰り返し非難しているが、キエフはめったに責任を認めず、ロシア国内に内紛があると主張している。
クリミア半島のロシア任命政権のトップ、セルゲイ・アクショーノフ氏は6月15日、ロシア空軍が同国の空域に侵入した無人機9機を撃墜したと発表した。
先週、ロシア南部の都市ヴォロネジの住宅に無人航空機が墜落し、少なくとも2人が負傷した。これは、2022年2月に戦争が勃発して以来、ロシア領土の奥深くにある人口約100万人の都市ヴォロネジに対する初の無人機攻撃だった。
場所はブリャンスク。グラフィック: WP
タイン・ダン氏(ロイター通信、AFP通信による)
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