ブリャンスク州のロシア当局者は、ドルジバ製油所を標的としたウクライナの無人航空機3機を防空システムが撃墜したと発表した。
ベラルーシとウクライナに接する西部ブリャンスク州のアレクサンドル・ボゴマス知事は4月17日、「ロシアの防空部隊はノヴォジブコフ地区にあるドルジバ製油所へのウクライナ軍による夜間攻撃を撃退した」と6件の通告を行った。
同氏は、ロシア防空軍が無人航空機(UAV)3機を撃墜したと述べたが、攻撃後に製油所や周辺地域が被害を受けたかどうかには言及しなかった。
ロシアのドルジバ石油・ガスパイプラインシステムは、ソ連解体前に建設された。同システムの南部支流はウクライナを通過し、紛争にもかかわらず操業を続け、ハンガリー、スロバキア、チェコ共和国に原油を供給している。
ロシアはここ数カ月間、特に軍用燃料供給施設を標的とした無人機による攻撃を数多く記録している。
ロシア政府は自国の領土奥深くでの攻撃の背後にウクライナ軍がいると繰り返し非難しているが、キエフ政府はめったに犯行声明を出さず、ロシア国内に内部紛争があると主張している。
ロシアが任命したクリミア政府の指導者セルゲイ・アクショーノフは6月15日、ロシア空軍が領空に進入した無人航空機9機を撃墜したと発表した。
先週、ロシア南部ヴォロネジ市で無人航空機が住宅建物に衝突し、少なくとも2人が負傷した。これは、2022年2月に戦争が勃発して以来、ロシア領奥深くにある人口約100万人の都市ヴォロネジに対する初めての無人航空機攻撃である。
タイン・ダン氏(ロイター通信、AFP通信による)
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