ロシア、モスクワへのウクライナの大規模無人機攻撃を阻止

（ダン・トリ） - ロシアは11月9日、モスクワを狙ったウクライナの無人航空機（UAV）34機を撃墜したと発表した。同国の首都に対する最大規模の攻撃となった。

モスクワ上空に現れた無人機の画像（写真：ITN）。

ロシア国防省は声明で、今回の攻撃は2022年2月に紛争が勃発して以来、首都モスクワに対する最大規模の攻撃であることを確認した。

ロシアのメディアが公開した画像には、多数の大型無人機が低高度で飛行している様子が写っている。機体は撃墜されると爆発し、火の玉を発生したが、これは機内に大量の爆薬が詰め込まれていたためと思われる。

この攻撃により、モスクワの4大空港のうちシェレメチェヴォ空港、ドモジェドヴォ空港、ジュコーフスキー空港の3空港が一時閉鎖された。さらに、モスクワ地方のスタノヴォエ村でも住宅2棟が全焼し、52歳の女性が負傷したと当局は発表した。

モスクワ市長セルゲイ・ソビャニン氏は、緊急サービスが直ちに首都の被災地域に派遣されたと述べた。

ロシア国防省はまた、防空部隊が3時間以内に6つの地域で合計70機のウクライナの無人航空機を撃墜したと発表した。同省は、モスクワで34機の無人機が撃墜され、残りはブリャンスク、オルロフ、カルーガ、トゥーラ、クルスクで撃墜されたと発表した。

首都モスクワの地元当局は、無人機がラメンスコエ、コロムナ、ドモジェドヴォ地区で撃墜されたと発表した。ロシアのメディアがオンラインで投稿したビデオには、ラメンスコエ地区と思われる家が燃えている様子が映っている。

モスクワ州知事アンドレイ・ヴォロビョフ氏は、これは「大規模な」無人機攻撃だったと述べた。負傷した52歳の女性は「顔、首、手に火傷」を負い、入院したという。 「彼女は集中治療室にいる」とヴォリビョフ氏は語った。

ウクライナはここ数カ月、ロシア領内のインフラ施設を攻撃するために頻繁に無人航空機を配備しているが、被害を与えることはほとんどない。

出典: https://dantri.com.vn/the-gioi/nga-be-gay-cuoc-tan-cong-o-at-cua-uav-ukraine-vao-moscow-20241110171911398.htm