2月21日、ジョン・ゴッドフリー駐スーダン米国大使は、内戦に陥っているスーダン軍にイランが武器を輸送していることに懸念を表明した。
スーダンの内戦により、13,000人以上が死亡し、900万人以上が避難を余儀なくされた。 (出典:アナドル通信) |
米国務省のウェブサイトには、ゴッドフリー氏が記者団に対し、ワシントンは北アフリカの国で激しく対立する2つの勢力、スーダン軍(SAF)と準軍事組織の緊急支援部隊(RSF)の双方に対する「外部からの支援を深く懸念している」と述べたと回答した内容が掲載された。
スーダンとイランの関係が再開したとの報告があり、その中にはイランがスーダン軍に物質的支援を提供する可能性もあると外交官は語った。これも非常に心配なことであり、私たちにとって大きな不安を引き起こしています。」
同氏は、米国は「外部の主体に対し、交戦中の両当事者への物質的支援を控えるよう要請する」と強調し、「これにより紛争と戦争が長引くことになり、交渉を通じて打開策を見出す可能性が減る」と警告した。
先月、RSFはソーシャルメディアに、SAF所属のイラン製モハジェル無人機の残骸だと主張する物体を投稿した。ブルームバーグ通信はまた、イランがスーダン軍に武器を供給しているとの西側当局者の発言も報じた。
スーダン内戦は、スーダン軍とスーダン治安部隊の間の権力争いにより昨年4月15日に勃発した。 1月下旬、国連人道問題調整事務所(OCHA)は、スーダンで戦闘が勃発して以来、1万3000人以上が死亡し、900万人以上が避難を余儀なくされたという数字を発表した。
これまでのところ、対立する両陣営は内戦を終わらせるための政治的合意や停戦には至っていない。
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