これに先立ち、米軍は先週、中国軍パイロットが南シナ海上空で米軍偵察機に危険なほど接近して戦闘機を飛行させたと発表していた。中国政府はその後、この事件は米国の「挑発」によるものだと非難した。
米国のアントニー・ブリンケン国務長官。写真:ロイター
国防総省はまた、中国の李尚福国防相が、年次シャングリラ対話のため今週シンガポールを訪問したロイド・オースティン米国防長官との会談を拒否したと述べた。
ブリンケン国務長官は、米軍機は「通常の任務で国際空域を飛行していた。ここ数カ月、こうした行動は米国だけでなく他国にも向けられている」と述べた。
「これは、国防長官間を含め、オープンで定期的なコミュニケーションラインを持つことがなぜ重要かを強調していると思う」と彼は付け加えた。
「最も危険なのはコミュニケーションをとらないことであり、その結果、誤解と誤報が生じる…これが紛争につながらないようにしたい。最も重要な出発点はコミュニケーションのラインを再開することだ」とブリンケン氏は述べた。
ブリンケン国務長官は、米国が米領上空で中国の監視気球を発見し、それを撃墜して両国間の緊張を高めたと発表したことを受けて、2月に北京訪問をキャンセルした。
ブイ・フイ(AFP通信による)
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