タス通信によると、ロシアのベルゴロド州のヴィアチェスラフ・グラドコフ知事は5月26日夜、テレグラムメッセージアプリに、過去24時間に州政府がウクライナ軍による攻撃を約200件記録したと投稿した。
「グライヴォロンスキー地区は多数の迫撃砲と砲撃を受けた。コジンカ村は迫撃砲と砲撃システムによる砲撃を受けた」とグラドコフ氏は述べた。
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またグラドコフ氏によれば、グロトヴォ集落に砲弾6発が撃ち込まれ、1軒の家が完全に破壊され、他の2軒の窓ガラスが割れたという。グラドコフ氏は、ベルゴロドでの新たな攻撃で死傷者は出なかったと述べた。
5月12日、ウクライナのザポリージャ県の前線付近で、ウクライナ軍兵士がロシア軍に向けて多連装ロケットシステムを発射した。
さらに、ロシアのクラスノダール地方のヴェニアミン・コンドラチェフ知事もテレグラムで、5月26日の朝に2機の無人航空機(UAV)がクラスノダール市の住宅街を攻撃したと投稿し、これまでのメディア報道を確認した。コンドラチェフ氏はまた、無人機が市内中心部の路上に墜落し、いくつかの建物が損傷したが、死傷者の報告はないとも記している。
5月26日夜現在、上記の攻撃に対するウクライナの対応に関する情報はない。
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ロシア、米国国家安全保障担当補佐官の発言に反応
タス通信によると、ロシア外務省は5月26日、ジェイク・サリバン米国家安全保障問題担当大統領補佐官の発言についてモスクワの米国大使館に不満を表明した。モスクワは、この発言がキエフによるロシアへの攻撃を支持するものだと述べた。
「モスクワ駐在の米国外交使節団の高官らは5月26日、ロシア外務省に召喚された。ロシア外交官らは、クリミア共和国やベルゴロド州を含むロシア領土へのウクライナの攻撃を実際に支持したジェイク・サリバン米国国家安全保障問題担当大統領補佐官の受け入れがたい発言に強く抗議した」とロシア外務省は声明で述べた。
ロイター通信によると、ロシア外務省の声明では、モスクワがサリバン氏のどの発言に異議を唱えたのかは明らかにされていない。
5月21日のCNNのインタビューで、ウクライナはクリミア半島のロシアの標的を攻撃できる兵器を保有すべきかとの質問に対し、サリバン氏は「国際的に認められた国境内でウクライナが自国の領土を攻撃する能力については制限を設けていない」と答えた。
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「我々は、ウクライナがアメリカや西側のシステムを使ってロシアを攻撃することを許さないと言ってきた。そして、クリミアはウクライナのものだと考えている」とサリバン氏は強調した。
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オランダはウクライナにF-16を派遣するだろうか?
ブルームバーグ通信は5月26日、複数の情報筋の話として、オランダが保有するF-16戦闘機42機のうち、未特定の数をウクライナに送る可能性があると報じた。 F-16の移管はウクライナのパイロットの訓練後に行われる可能性が高い。
またブルームバーグによると、現在オランダ軍は24機のF-16戦闘機を使用しているが、2024年半ばまではウクライナに送られない予定だという。
これに先立ち、5月17日、英国とオランダはウクライナにF-16戦闘機を提供する国際連合を結成することで合意した。 5月20日、米国もポルトガル、デンマーク、ベルギーとともにこの取り組みに参加すると発表した。
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ウクライナ国防省は5月26日、ロシア軍が支配する領土を奪還するため、F-16戦闘機4個飛行隊、計48機を派遣する必要があるとツイッターに投稿した。
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米最高司令官がロシア、ウクライナに警告?
キエフ・インディペンデント紙によると、米統合参謀本部議長マーク・ミリー将軍は5月25日、ロシアはもはや軍事的手段でウクライナに勝利することはできないと語った。
ミリー氏はまた、ロシア軍が首都キエフを制圧できなかった1年前、ウクライナの政権交代というロシアの戦略目標は失敗したとも述べた。
マーク・ミリー米統合参謀本部議長が5月25日に国防総省で行われた記者会見で発言した。
ミリー氏によれば、ウクライナは領土を全て奪還する能力を持っているが、近い将来にそれが実現する可能性は低く、今後の戦争は「困難で血なまぐさい」ものになるだろう。
ミリー氏は4月初旬のインタビューで、ウクライナが2023年に完全勝利を収められるとは思っていないと述べた。
5月26日夜時点ではロシアやウクライナの反応に関する情報はなかった。
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ロシアはウクライナの防空システムを撹乱するために無人機を使用しているのか?
ウクライナ軍報道官のナタリア・フメニウク氏は5月26日、ロシア軍がウクライナの防空システムの注意をそらし、特定するために無人航空機(UAV)を使用しているとテレビで語った。キエフ・インディペンデント紙はフメニウク氏の発言を引用し、ロシアはその後、弾道ミサイルでウクライナの防空システムを攻撃しようとするだろうと報じた。
これに先立ち、5月22日、ウクライナ空軍報道官ユーリー・イフナト氏は、同国の防空部隊は現在、弾道ミサイルに対抗できる装備が不足していると発言していた。一方、パトリオットのような先進的な防空システムは、ウクライナ全土をカバーするには数が少なすぎる。
ウクライナ空軍が26日に発表したところによると、5月25日夜から26日早朝にかけて行われたウクライナへの最新の大規模攻撃で、ロシアはミサイル17発と無人機31機を発射し、このうちミサイル10発と無人機25機が撃墜された。
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ロシアと中国、紛争解決の見通しを協議
ロシア外務省は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と中国の李輝特使が5月26日にモスクワで会談し、ロシアとウクライナの紛争解決の見通しについて話し合ったとロイター通信が報じた。
ロシア外務省によると、ラブロフ外相は中国の「バランスのとれた立場」と積極的な役割を果たす用意があることに感謝の意を表した。
モスクワで10年間大使を務めた李氏は、欧州各国を訪問しており、先週はキエフを訪問した。
ロイター通信によると、キエフ外務省は、ウクライナのドミトロ・クレーバ外相が李外相に対し、ウクライナの領土喪失や紛争凍結を伴ういかなる提案も受け入れないと伝えたと述べた。
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