ロイター通信によると、台湾の現副総統で5月20日に就任する頼氏は、マリオ・ディアス=バラート(共和党)下院議員とアミ・ベラ(民主党)下院議員との会談で、台湾海峡の平和と安定の現状を守り続けると強調した。
台湾の選出されたリーダー、頼清徳氏(右)は1月15日、台北で非公式の米国代表団との会談中に、元米国国家安全保障問題担当大統領補佐官のスティーブン・ハドリー氏と握手している。
同氏は「米国が引き続き台湾をしっかりと支援し、二国間の協力と関係を強化していく」ことに期待を表明した。また、米国の2人の下院議員と「米国議会における台湾の友人たち」が、台湾の防衛力強化を引き続き支援してくれることを期待している。
ディアス=バラート議員とベラ議員は、米台関係の改善に注力する米国下院議員グループのリーダーである。
ディアス=バラート下院議員は頼氏に対し、米国の台湾支援は揺るぎなく「100%超党派的」なものだということが主なメッセージだと語った。
米駆逐艦が台湾海峡を通過、中国が反応
ディアス=バラート議員とベラ議員の台湾訪問に対する中国の反応についてはまだ情報はない。これに先立ち、中国外務省の毛寧報道官は1月10日、記者団に対し、米議員らは「台湾独立分離主義勢力に誤ったメッセージを送るのをやめるべきだ」と述べた。
ロイター通信によると、中国は米国に対し台湾への支援をやめるよう繰り返し警告しており、この問題は米中関係の悩みの種となっている。
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